直木賞歴代受賞者

1932年(昭和7年)3月15日生まれ。

◆ 2020年（令和2年）末 - 88歳。

東京都出身。

代々木八幡宮（東京都渋谷区代々木）の一人娘として生まれた。

日本女子大学国文科卒業。

作家の戸川幸夫に師事し、新鷹会（しんようかい）に所属。

1959年（昭和34年）、「鏨師（たがねし）」で第41回直木賞を受賞。

代表作に「御宿かわせみ」シリーズや、「はやぶさ新八御用帳」シリーズなどがある。

また、平行してテレビドラマ「ありがとう」や、「肝っ玉かあさん」、「女と味噌汁」シリーズなど、人気ＴＶドラマの脚本を書くなど多彩に活躍する。

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1913年(大正2年)11月6日 ～ 1997年(平成9年)8月8日

享年83歳。

現：秋田県仙北市に生まれる。

本名は木下 喜惠子。

現：秋田県立能代北高等学校卒業。

1939年（昭和14年）、25歳のときに夫が病死。

亡き夫のことを綴った短編小説集「いのちのあとさき」を刊行し創作活動に入った。

戦後、同人誌「明日」や「三田文学」に拠って文学活動を行う。

1959年（昭和34年）、「馬淵川」で第41回直木賞を受賞。

主な作品に「ブルメリアの木陰に」や「南部女人抄」、「南部九戸落城」などがある。

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1923年(大正12年)8月7日 ～ 1996年(平成8年)2月12 日

享年72歳。

参照 ： 司馬 遼太郎 さん死去
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大阪府大阪市出身。

本名は福田 定一（ふくだ ていいち）。

筆名の由来は「司馬遷に遼（はるか）に及ばざる日本の者（故に太郎）」から来ている。

現：大阪大学外国語学部（蒙古語学科）卒業。

学徒出陣により、兵庫県青野が原の戦車第十九連隊に入隊。

栃木県佐野市で陸軍少尉として終戦を迎えた。

復員後、新日本新聞などを経て、産経新聞社に入社。

1960年（昭和35年）、「梟の城」で第42回直木賞を受賞。

代表作に「竜馬がゆく」や「国盗り物語」、「坂の上の雲」など、戦国・幕末・明治を扱った多くの作品がある。

また、「街道をゆく」をはじめとする多数のエッセイなどでも活発な文明批評を行った。

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1915年(大正4年)12月14日 ～ 1993年(平成5年)1月23日

享年77歳。

現：東京都港区芝出身。

出生名：山口 康夫。

慶應義塾大学文学部国文学科卒業。

幼時、祖母で戸板裁縫女学校の創立者である戸板関子の養子となる。

大学卒業後、明治製菓や、高等女学校の国語教師、日本演劇社に勤務。

33歳で「歌舞伎の周囲」などを刊行し、歌舞伎評論の権威として注目された。

特に「歌舞伎への招待」はロングセラーとなった。

1960年（昭和35年）、「団十郎切腹事件」で第42回直木賞を受賞。

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1923年(大正12年)1月25日 ～ 1990年(平成2年)5月3日

享年67歳。

参照 ： 池波 正太郎 さん死去
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現：東京都台東区浅草7丁目に生まれる。

旧下谷の西町小学校卒業。

卒業後、家庭の事情により奉公に出た。

旋盤機械工としての技術を学ぶ傍ら、文学欄などへ投稿を続けた。

戦後、作家の長谷川伸に師事。

新国劇の座付作者として、辰巳柳太郎や島田正吾らに「檻の中」や「渡辺華山」などを提供。

一方で、「大衆文芸」に「厨房にて」などの作品を発表した。

1960年（昭和35年）、「錯乱」で第43回直木賞を受賞。

以降、戦国、江戸時代を舞台にした時代小説を次々に発表。

また、美食家、映画評論家としても著名であった。

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1924年(大正13年)2月25日 ～ 2003年(平成15年)3月7日

享年79歳。

参照 ： 黒岩 重吾 さん死去
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大阪市に生まれる。

同志社大学卒業。

在学中に学徒出陣し、旧満州で終戦を迎えた。

敗走の末、1946年（昭和21年）に朝鮮を経て復員、復学後に卒業。

その後、株相場で大失敗し、釜ヶ崎（あいりん地区）のドヤ街に移り住む。

貧困生活を送るなか、さまざまな経験をし、作家になるべく投稿を重ねた。

1961年（昭和36年）、「背徳のメス」で第44回直木賞を受賞。

以降、西成モノを主に、人間の内面を巧みに抉った作品を発表。

さらに、歴史小説にも踏み込み人気作家となった。

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1921年(大正10年)10月6日 ～ 2008年(平成20年)9月6日

享年81歳。

現：東京都世田谷区に生まれる。

本名は成田 有恒（なりた ゆうこう）。

大正大学宗教学部卒業。

僧侶（生家の浄土宗大吉寺の住職を継ぐ）。

大学在学中から作家の富沢有為男の下へ出入りして文学を学んだ。

1955年（昭和30年）に「逢春門」でサンデー毎日大衆文芸賞を受賞。

1956年には「黒い旅路」でオール讀物新人賞を受賞。

1961年（昭和36年）に「はぐれ念仏」で第44回直木賞を受賞。

また、浄土宗僧侶としても数々の役職をこなす傍ら、スポーツ番組の解説者としても活躍。

世間には「なまぐさ坊主作家」として知られた。

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1919年(大正8年)3月8日 ～ 2004年(平成16年)9月8日

享年85歳。

現：福井県大飯郡おおい町に生まれる。

本姓の読み：みずかみ。

立命館大学文学部国文学科中退。

戦後上京し、虹書房を興して雑誌「新文藝」などを創刊。

しかし、生活に追われ、体調も思わしくなく、文筆活動からは遠ざかった。

1960年（昭和35年）、「海の牙」で 日本探偵作家クラブ賞を受賞。

1961年（昭和36年）、「雁（がん）の寺」で第45回直木賞を受賞。

社会派推理作家として認められ、華々しい作家生活が始まった。

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1917年(大正6年)8月23日～2016年（平成28年）10月29日）

享年99歳。

現：三重県四日市市の天台宗高角山大日寺に生まれる。

現：世田谷学園中学校・高等学校卒業。

中学生の頃より文学に熱中し、詩や小説の投稿を行う。

1938年、習志野騎兵隊に入隊し出兵、上海郊外で終戦を迎えた。

戦後、実録と小説の形で戦記を書き続けた。

1962年（昭和37年）、「蛍の河」で第46回直木賞を受賞。

1985年、紫綬褒章を受章。

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1912年(明治45年)3月23日 ～ 1997年(平成9年)1月20日

享年84歳。

石川県七尾市出身。

現：東京大学国文科卒業。

中学校教師などを経て、戦後、河出書房に入り「文藝」の編集に従事、編集長を務めた。

1953年、短篇小説「猿」が芥川賞の候補になったのを機に作家に専念。

1962年（昭和37年）、「天才と狂人の間」で第47回直木賞を受賞。

没後、直筆原稿などは七尾市立図書館の中に杉森久英記念文庫の名で保存されている。

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1925年(大正14年)6月26日～2017年（平成29年）5月31日

享年91歳。

参照 ： 杉本 苑子 さん死去
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東京都新宿区出身。

文化学院卒業。

1952年（昭和27年）、「燐の譜」で「サンデー毎日」の懸賞小説に入選。

選考委員であった吉川英治に師事。

1963年（昭和38年）、「孤愁の岸」で第48回直木賞を受賞。

以後、多くの歴史小説を発表。

1978年（昭和53年）、「滝沢馬琴」で吉川英治文学賞を受賞。

1978年（昭和61年）、「穢土荘厳（えどしょうごん）」で女流文学賞を受賞。

また、1985年に「春の波濤」がNHK大河ドラマとして放映された他、多数の劇場上演作がある。

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1926年(大正15年)11月3日 ～ 1995年(平成7年)8月30日

享年68歳。

現：東京都港区に生まれる。

國學院大學文学部卒業。

1958年、開高健の推薦で壽屋（現：サントリー）に入社。

PR雑誌「洋酒天国」の編集や、コピーライターとして活躍した。

1963年（昭和38年）、「江分利満氏の優雅な生活」で第48回直木賞を受賞。

また、同年から「週刊新潮」にエッセイ「男性自身」の連載を開始。

連載は、延べ1614回（31年間）にわたり、都会人の日常の哀歓、心情を綴った。

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1899年(明治32年)1月30日 ～ 1970年(昭和45年)2月5日

享年71歳。

岩手県胆沢郡金ケ崎町出身。

現：東京大学哲学科卒業。

朝鮮の水原高等農林学校、京城帝国大学予科教授、文部省社会教育局長などを歴任。

その間に「仏教の日本的展開」を刊行。

戦後、結核に罹患し、貧困にも苦しむが再起。

1963年（昭和38年）、「女のいくさ」で第49回直木賞を受賞。

当時64歳という最高齢での受賞だった。

しかし、作家としては翌年二つの短編を発表したに終わった。

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1908年(明治41年)11月16日 ～ 1969年(昭和44年)9月9日

享年60歳。

現：東京都台東区浅草橋に生まれる。

本名は花島 鶴夫。

法政大学文学部仏文科卒業。

父は義太夫の八代目竹本都太夫。

終戦後、スクリーン・ステージ新聞社に入社。

文楽、落語の批評を担当し、著書「落語鑑賞」を上梓し、高く評価された。

1963年（昭和38年）、「巷談本牧亭」で第50回直木賞を受賞。

同作は、劇団前進座によって劇化され、日本国内のほか、中国・北京でも上演された。

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1906年(明治39年)4月6日 ～ 1977年(昭和52年)10月5日

享年71歳。

北海道山越郡長万部町出身。

中央大学法学部独法学科卒業。

新潮社勤務の一方、同人誌に小説を執筆。

樋口一葉の研究で知られ、1942年、「樋口一葉研究」などを刊行した。

戦後、大地書房に勤務し、小説雑誌「日本小説」を創刊。

創刊後、日本小説社を興して同誌の刊行を続けるが、経営に失敗し多額の負債を抱えた。

1956年（昭和31年）、「一葉の日記」で日本芸術院賞を受賞。

1964年（昭和39年）、「塵の中」で第50回直木賞を受賞。

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1925年(大正14年)3月31日生まれ。

◆ 2020年（令和2年）末 - 95歳。

現：東京都文京区に生まれる。

本名は黒板 擴子（くろいた ひろこ）。

東京女子大学国語専攻部卒業。

小学館に勤務し、編集に従事する一方、「近代説話」の同人となる。

1965年（昭和40年）、「炎環」で第52回直木賞を受賞。

1984年（昭和59年）、歴史小説に新風をもたらしたとして菊池寛賞を受賞。

一部の作品は、NHK大河ドラマの「草燃える」や「毛利元就」に原作として使用された。

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1927年(昭和2年)8月11日生まれ。

◆ 2020年（令和2年）末 - 93歳。

神戸市須磨区村雨町に生まれる。

現：県立横浜平沼高等学校卒業。

幼少時、銀行に勤務する父にともなわれ、ドイツ、中国で過ごした。

1953年（昭和28年）、中山義秀に師事して小説を書き始めた。

1965年（昭和40年）、「張少子の話」で第52回直木賞を受賞。

1993年（平成5年）、「黒鳥」で女流文学賞を受賞。

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1916年(大正5年)2月10日 ～ 1979年(昭和54年)1月17日

享年62歳。

兵庫県豊岡市に生まれる。

現：兵庫県立豊岡総合高等学校卒業。

戦時中は中国大陸や南方に転戦した。

戦後、大阪朝日新聞記者をしながら小説を書き続けた。

1951年（昭和26年）、「佳人」が芥川賞候補作となった。

1959年（昭和34年）、退社し作家に専念。

1965年（昭和40年）、「虹」で第53回直木賞を受賞。

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1933年(昭和8年)3月29 ～ 2018年2月17日

享年84歳。

大阪府出身。

本名は馬庭 胖（まにわ ゆたか）。

現：初芝立命館中学校・高等学校卒業。

7年間にわたる病気療養生活を送り職業も転々としたが、その間も小説勉強に励んだ。

1966年（昭和41年）、「八百長」で第54回直木賞を受賞。

以降、「競馬放浪記」や「馬券師たち」など、ギャンブル小説の分野を拓いた。

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1921年(大正10年)10月31日 ～ 1991年(平成3年)6月23日

享年66歳。

秋田県出身。

本名は堀川 治平（ほりかわ じへい）。

南満州工業専門学校（旧制専門学校）卒業。

終戦後、秋田に戻り、農業の傍ら「月刊さきがけ」ので懸賞小説に入選。

その後、同郷の作家 伊藤永之介に師事し、ともに秋田文学を創刊。

1966年（昭和41年）、「虜愁記」で第54回直木賞を受賞。

他の作品に「八郎潟」や「アンデスの花」などがある。

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1926年(大正15年)1月6日 ～ 1980年(昭和55年)8月12日

享年54歳。

現：韓国慶尚北道安東郡に生まれる。

出生名：金胤奎（キム・ユンキュ）。

早稲田大学専門部国文科中退。

父の病没後、母の渡日を受け日本に定住。

1947年、日本人女性の米本文代との結婚を機に日本へ帰化。

帰化後、相手方の姓をとって、米本正秋に改名。

作家 丹羽文雄主催の「文学者」に参加し、能をはじめ日本の古典に傾倒。

1966年（昭和41年）、「白い罌粟（けし）」で第55回直木賞を受賞。

亡くなる2ヶ月前に、「立原正秋」への正式な改名が認められ、本名になった。

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1932年(昭和7年)9月30日生まれ。

◆ 2020年（令和2年）末 - 88歳。

福岡県八女市に生まれる。

旧姓は松延（まつのぶ）。

早稲田大学中退。

幼少期、父の勤務で朝鮮半島に渡り、終戦後に福岡県に引き揚げた。

1965年に結婚するが、夫人の親類の五木家に跡継ぎがなく五木姓を名乗る。

1966年（昭和41年）、「さらばモスクワ愚連隊」で小説現代新人賞を受賞。

1967年（昭和42年）、「蒼ざめた馬を見よ」で第56回直木賞を受賞。

1998年（平成10年）には「大河の一滴」がベストセラーとなり、映画化された。

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1933年(昭和8年)1月25日 ～ 2003年(平成15年)3月2日

享年70歳。

中国・上海に生まれる。

本名は小泉 太郎（こいずみ たろう）。

早稲田大学英文学科卒業。

美術評論家の植村鷹千代の主宰するデザイン事務所を経て、早川書房に入社。

1964年（昭和39年）、「傷痕の街」を刊行し作家としてデビュー。

1967年（昭和42年）、「追いつめる」で第57回直木賞を受賞。

日本におけるハードボイルド・ミステリーの草分けの一人といわれている。

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1930年（昭和5年）10月10日 ～ 2015年（平成27年）12月9日

享年85歳。

参照 ： 野坂 昭如 さん死去
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神奈川県鎌倉市小町に生まれる。

早稲田大学中退。

生後半年で神戸の張満谷（はりまや）家へ養子に出された。

27歳でテレビ工房の責任者になり、阿木由紀夫の筆名で放送作家として活躍。

1963年（昭和38年）、「エロ事師たち」で作家デビュー。

同年、作詞家として、「おもちゃのチャチャチャ」で第5回日本レコード大賞童謡賞を受賞。

1968年（昭和43年）、「アメリカひじき」および、「火垂（ほた）るの墓」で第58回直木賞を受賞。

現在は脳梗塞のリハビリを続けながら執筆活動を行う。

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1931年(昭和6年)1月7日生まれ。

◆ 2020年（令和2年）末 - 89歳。

東京都出身。

本名は河上 雄三（かわかみ ゆうぞう）。

現：横浜国立大学経済学部卒業。

1950年（昭和25年）、読売新聞社に入社。

1966年（昭和41年）、長編推理小説「光と影」で作家デビュー。

翌年、「風塵地帯」で日本推理作家協会賞を受賞。

1968年（昭和43年）、「聖少女」で第58回直木賞を受賞。

社会派推理小説、歴史小説、ノンフィクションと幅広い分野を手掛ける。

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1926年(大正15年)1月1日 ～ 2008年(平成20年)12月23日

享年82歳。

中国ハルビン市ポツレヤ街に生まれる。

本名は鐘ヶ江 秀吉。

慶應義塾大学文学部中退。

引き揚げ後、1954年頃に山本周五郎に師事。

「講談倶楽部」などの倶楽部雑誌や新聞に作品を発表。

1969年（昭和44年）、「僑人の檻」で 第60回直木賞を受賞。

また、陸奥会津藩を描いた「会津士魂」は、「歴史読本」誌に213回の連載におよんだ。

同作品は、原稿用紙7000枚に及ぶ全13巻の大作となり、第23回吉川英治文学賞を受賞。

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1924年(大正13年)2月18日 ～ 2015年(平成27年)1月21日

享年90歳。

参照 ： 陳 舜臣 さん死去
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兵庫県神戸市元町に生まれる。

本籍：台湾台北（1990年に日本国籍を取得）。

現：大阪大学外国語学部（印度語学科）卒業。

1948年に一時台湾に帰国し、中学の英語教師を勤めた後、神戸に戻った。

1961年（昭和36年）、「枯草の根」で江戸川乱歩賞を受賞。

以降、作家生活に専念。

1969年（昭和44年）、「青玉獅子香炉」で第60回直木賞を受賞。

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