直木賞歴代受賞者

1935年（昭和10年）1月13日生まれ。

◆ 2020年（令和2年）末 - 85歳。

東京都に生まれる。

早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業。

国立国会図書館に司書として勤務の傍ら、随筆集などを刊行。

1969年（昭和44年）、「ブラックユーモア入門」がベストセラーとなった。

これを機に、翌年に退職し文筆生活に専念。

1979年（昭和54年）、「ナポレオン狂」で第81回直木賞を受賞。

知性に富んだブラック・ユーモア風の奇妙な味の短編で知られる。

今までに書いた短編の数は800篇にもおよぶ。

2007年から2011年まで日本ペンクラブ会長を務めた。

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1925年(大正14年)4月29日 ～ 2000年(平成12年)2月 26日

享年74歳。

参照 ： 田中 小実昌 さん死去
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東京都渋谷区に生まれる。

旧制福岡高校を繰上げ卒業。

出征し、中国南京など各地を転戦した。

終戦後、東京大学文学部哲学科中退。

在学中から米軍基地でのバーテンダーや、ストリップ劇場での演出助手などの職を渡り歩いた。

その経験や客達との交流を描いた「かぶりつき人生」などで注目を集めた。

1979年（昭和54年）、「浪曲師朝日丸の話」、「ミミのこと」で第81回直木賞を受賞。

半円形の帽子に半ズボン、サンダル履きというラフな格好を好み、コミさんの愛称で親しまれた。

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1940年（昭和15年）3月25日生まれ。

◆ 2020年（令和2年）末 - 80歳。

静岡県伊東市に生まれる。

本名は下田 忠男（しもだ　ただお）。

中央大学法学部政治学科卒業。

職を転々とした後、作家を志すようになった。

1976年（昭和51年）、「やっとこ探偵」で小説現代新人賞を受賞しデビュー。

1980年（昭和55年）、「黄色い牙」で第82回直木賞を受賞。

ジャンルを問わない作品世界を構築し読者の支持を集めた。

また、タレント活動にも積極的で、バラエティ番組やドラマなどにも出演。

ファッションモデル、教育講演などでも活躍する。

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1929年(昭和4年)11月28日 ～ 1981年(昭和56年)8月22日

享年51歳。

参照 ： 向田 邦子 さん死去
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東京都世田谷区若林に生まれる。

現：実践女子大学国文科卒業。

映画雑誌の編集に従事する傍ら、脚本を学んだ。

1960年（昭和35年）、フリーライターとして独立。

「七人の孫」や、「時間ですよ」「寺内貫太郎一家」など多くのテレビドラマで高視聴率を獲得。

1980年（昭和55年）、「思い出トランプ」中の短編連作で第83回直木賞を受賞。

1981年（昭和56年）8月22日、台湾苗栗県三義郷で遠東航空機墜落事故に遭遇し死去。

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1928年（昭和3年）2月16日生まれ。

◆ 2020年（令和2年）末 - 92歳。

旧満州撫順（ぶじゅん）に生まれる。

学習院大学文政学部政治学科卒業。

日本航空に勤務し、フランクフルト支配人、調達部長を務める傍ら、執筆を続けた。

1981年（昭和56年）、「元首の謀叛」で第84回直木賞を受賞。

その後、60歳の定年退職するまで、小説執筆からは一切遠ざかった。

退職後の作品には、「貧者の核爆弾」や、「四つの聖痕」、「教皇の手文庫」などがある。

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1932年(昭和7年)7月17日 ～ 2006年(平成18年)12月20 日

享年74歳。

参照 ： 青島 幸男 さん死去
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現：東京都中央区日本橋出身。

早稲田大学第一商学部卒業。

テレビ番組の構成を担当する一方、本人が登場し「青島だァ！」のギャグで一躍有名になった。

マルチな才能を発揮し、作詞家やタレントとしても活躍。

代表曲「スーダラ節」や、テレビドラマ「意地悪ばあさん」の主役を演じた。

また、1968年（昭和43年）、参議院選挙に初当選（通算5期）。

1981年（昭和56年）、「人間万事塞翁が丙午」で第85回直木賞を受賞。

1995年（平成7年）には東京都知事（第13代）選挙に勝利した。

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1948年(昭和23年)4月24日 ～ 2010年(平成22年)7月10日

享年62歳。

参照 ： つか こうへい さん死去
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現：福岡県嘉麻市牛隈に生まれる。

本名は金 峰雄（キム・ボンウン）。

在日韓国人2世（国籍は大韓民国）。

慶應義塾大学文学部哲学科中退。

在学中に演劇活動を始め、若者の熱狂的な支持を得てつかブームを巻き起こした。

1982年（昭和57年）、「蒲田行進曲」で第86回直木賞を受賞。

同作は深作欣二監督で映画化され大ヒットした。

一時、執筆業に専念したが、演劇活動再開後は、東京都の「北区つかこうへい劇団」を創設。

プロデュース公演において、演劇育成に尽力し精力的な活動を続けた。

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1932年(昭和7年)11月3日 ～ 2004年(平成16年)12月22日

享年72歳。

熊本県熊本市に生まれる。

熊本大学法文学部卒業。

熊本日日新聞に入社。

その後、編集局次長、論説副委員長などを務めた。

1976年（昭和51年）、「いづくの蟹」を発表、芥川賞候補作となり注目を浴びた。

以降、「奥義」や「湿舌」などの作品で4回の同賞候補となった。

1982年（昭和57年）、「機雷」で第86回直木賞を受賞。

また、1985年から 10年間にわたり熊本近代文学館の館長を務めた。

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1931年(昭和6年)7月15日 ～ 2014年(平成26年)7月14日

享年82歳。

参照 ： 深田 祐介 さん死去
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現：東京都千代田区に生まれる。

本名は深田 雄輔（ゆうすけ）

早稲田大学法学部卒業。

観光会社や外国航空会社など、会社を転々としながら執筆を続けた。

1958年（昭和33年）、「あざやかなひとびと」で第7回文學界新人賞を受賞。

その後、日本航空に勤務し、長期にわたる海外生活を体験。

帰国後、盛んな執筆活動を再開。

1982年（昭和57年）、「炎熱商人」で第87回直木賞を受賞。

これを機に日本航空を退社し作家活動に専念。

日本航空機内誌「ウィンズ（Winds）」で長年対談連載のホストを務めていた。

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1940年（昭和15年）4月10日生まれ。

◆ 2020年（令和2年）末 - 80歳。

東京都出身。

慶應義塾大学文学部哲学科卒業。

中央公論社に入社、雑誌「デザイン」などにコラムを執筆。

1980年（昭和55年）に「私、プロレスの味方です」がベストセラーとなり注目を集めた。

その後、作家として独立。

1982年（昭和57年）、「時代屋の女房」で第87回直木賞を受賞。

作品は映画化もされて話題となった。

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1925年(大正14年)4月26日 ～ 1994年(平成6年)3月22日

享年68歳。

現：東京都墨田区に生まれる。

本名は清水 正二郎。

拓殖大学商学部卒業。

戦後、シベリアで抑留生活を経験。

1955年（昭和30年）、「清水正二」名義で発表した「壮士再び帰らず」で第7回オール讀物新人賞を受賞。

その後、作家専業となり多くの性豪小説を発表した。

9年間の沈黙の後の1977年、胡桃沢耕史名義で「父ちゃんバイク」を発表して文壇に復帰。

1983年（昭和58年）、「黒パン俘虜記」で第89回直木賞を受賞。

海外を舞台にした冒険小説や、ユーモア推理小説で人気を博した。

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1928年(昭和3年)9月11日 ～ 1994年(平成6年)6月28日

享年65歳。

東京都出身。

成城高等学校文科卒業。

1949年（昭和24年）、NHKに入局し、放送台本などを手掛けた。

1981年（昭和56年）、「ブラックバス」が直木賞候補作となり注目を集めた。

1984年（昭和59年）、「私生活」で第90回直木賞を受賞。

また、同年、エッセイ「たべもの芳名録」で第1回グルメ文学賞を受賞。

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1929年（昭和4年）5月23日～2015年(平成27年)6月13日

享年86歳。

参照 ： 高橋 治 さん死去
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千葉県出身。

東京大学文学部国文科卒業。

1953年（昭和28年）、松竹に入社。

1960年（昭和35年）、映画「彼女だけが知っている」で監督デビュー。

1965年、同社を退社し作家活動に入った。

1982年（昭和57年）、「絢爛たる影絵－小津安二郎」が直木賞候補作となり注目を集めた。

1984年（昭和59年）、「秘伝」で第90回直木賞を受賞。

その後、「さすらい波太郎」シリーズなど、釣りに関する小説も多発表。

近著に「純情無頼　小説阪東妻三郎」や、「雪」などがある。

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1936年（昭和11年）9月25日生まれ。

◆ 2020年（令和2年）末 - 84歳。

現：島根県大田市に生まれる。

関西外国語大学中退。

業界紙記者などを経て、文筆業に入った。

1972年（昭和47年）、「地虫」で第40回オール読物新人賞を受賞。

同作品を含め、「雑魚の棲む路地」など、五作にわたり直木賞候補作となり注目を集めた。

1984年（昭和59年）、「てんのじ村」で第91回直木賞を受賞。

2006年（平成18年）、大阪芸術賞を受賞。

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1948年(昭和23年)1月11日 ～ 2013年(平成25年)10月19日

享年65歳。

参照 ： 連城 三紀彦 さん死去
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愛知県名古屋市出身。

本名は加藤 甚吾（かとう じんご）。

早稲田大学政治経済学部卒業。

1978年（昭和53年）、「変調二人羽織」で探偵小説雑誌「幻影城」の第3回新人賞を受賞しデビュー。

大胆な仕掛けや叙情性溢れる美文体を用いたトリッキーな作風で注目された。

1984年（昭和59年）、「恋文」で第91回直木賞を受賞。

1985年に父の跡を継ぎ、京都 東本願寺で得度し真宗大谷派の僧侶となった。

話題作に「白光」や、「人間動物園」などのミステリー作品がある。

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1937年(昭和12年)5月10日 ～ 2014年(平成26年)9月6日

享年77歳。

参照 ： 山口 洋子 さん死去
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愛知県名古屋市出身。

京都女子高等学校中退。

1957年（昭和32年）、ニューフェイス4期生として東映へ入社。

その後、女優をあきらめ、東京・銀座でクラブ「姫」を開店。

各界著名人を顧客として抱え、経営に手腕を発揮した。

その傍ら作詞を始め、「噂の女」、「よこはま・たそがれ」、「うそ」、「千曲川」など多数のヒット作を連発。

作曲家 平尾昌章とのコンビはこの時代を代表するゴールデンコンビであった。

また、並行して著作活動も開始。

1985年（昭和60年）、「演歌の虫」「老梅」で第92回直木賞を受賞。

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1954年（昭和29年）4月1日生まれ。

◆ 2020年（令和2年）末 - 66歳。

山梨県山梨市出身。

本名は東郷 眞理子（とうごう まりこ）。

日本大学藝術学部文芸学科卒業。

西友ストアのPR雑誌の編集スタッフなどを経験。

1981年（昭和56年）、東京コピーライターズクラブ新人賞を受賞。

1982年（昭和57年）、エッセイ集「ルンルンを買っておうちに帰ろう」が、処女作にしてベストセラーとなった。

1986年（昭和61年）、「最終便に間に合えば」「京都まで」で第94回直木賞を受賞。

現在、直木賞のほか、多くの文学賞の選考委員を務める。

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1925年(大正14年)10月25日 ～ 2008年(平成20年)10月16日

享年82歳。

東京都出身。

本名は堀野 誠吾。

旧制東京商科大学（1962年3月廃止 / 一橋大学の前身）中退。

東京芸術劇場の研究生となり、劇作家の久保 栄に師事。

その後、実家の広告制作会社「精美堂」の社長を務めた。

1981年（昭和56年）、「曲亭馬琴遺稿」で作家デビュー。

1986年（昭和61年）、「魚河岸ものがたり」で第94回直木賞を受賞。

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1929年（昭和4年）12月8日生まれ。

◆ 2020年（令和2年）末 - 91歳。

朝鮮京城に生まれる。

東京女子大学外国語科英文学専攻中退。

1972年（昭和47年）、「海と十字架」で児童文学作家としてデビュー。

翌年、「アルカディアの夏」で第20回小説現代新人賞を受賞。

1986年（昭和61年）、「恋紅」で第95回直木賞を受賞。

ミステリー、時代小説、幻想小説と幅広く活躍。

また、新作の執筆も80代とは思えぬペースでの発表が続いている。

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1943年（昭和18年）11月1日生まれ。

◆ 2020年（令和2年）末 - 77歳。

東京都文京区に生まれる。

本名は中 浩正（なか ひろまさ）。

中央大学法学部法律学科卒業。

卒業後、博報堂に勤務する一方、執筆活動を続けた。

1986年（昭和61年）、「カディスの赤い星」で第5回日本冒険小説協会大賞を受賞。

翌年、同作で第96回直木賞を受賞。

1997年、31年勤めた博報堂を退社し、作家業に専念。

2001年（平成13年）から2005年まで日本推理作家協会理事長を務めた。

また、愛棋家としても知られる。

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1931年(昭和6年)3月1日 ～ 2013年(平成25年)1月22日

享年81歳。

参照 ： 常盤 新平 さん死去
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現：岩手県奥州市に生まれる。

早稲田大学文学部英文科卒業。

同大学大学院修了。

早川書房に入社し、ミステリー小説誌「エラリー・クイーンズ・ミステリ・マガジン」の編集長を務めた。

1969年（昭和44年）、同社を退社し文筆業に専念。

1987年（昭和62年）、「遠いアメリカ」で第96回直木賞を受賞。

翻訳書「大統領の陰謀」などのほか、アメリカの都市文化を紹介するエッセーでも注目を集めた。

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1931年(昭和6年)11月9日 ～ 2004年(平成16年)9月20日

享年72歳。

参照 ： 白石 一郎 さん死去
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朝鮮釜山に生まれる。（本籍は長崎県壱岐市）。

早稲田大学政治経済学部卒業。

1955年（昭和30年）、「臆病武者」が地方新聞の懸賞に入選し作家デビュー。

以降、一貫して歴史、時代小説の執筆に専念。

1987年（昭和62年）、「海狼伝」で第97回直木賞を受賞。

1992年（平成4年）、「戦鬼たちの海」で柴田錬三郎賞を受賞。

1999年（平成11年）、「怒濤のごとく」で吉川英治文学賞を受賞。

海洋時代小説の第一人者として知られた。

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1959年（昭和34年）2月8日生まれ。

◆ 2020年（令和2年）末 - 61歳。

東京都板橋区中丸町出身。

本名は山田 双葉（やまだ ふたば）。

明治大学文学部日本文学科中退。

在学中、劇画誌「漫画エロジェニカ」で本名の山田双葉名義で漫画家としてデビュー。

女子大生エロ漫画家として話題になった。

その後、小説に転じ、1985年（昭和60年）、「ベッドタイムアイズ」で文藝賞を受賞しデビュー。

1987年（昭和62年）「ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー」で第97回直木賞を受賞。

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1933年（昭和8年）9月4日生まれ。

◆ 2020年（令和2年）末 - 87歳。

京都府出身。

京都大学文学部フランス文学科卒業。

サラリーマン生活の傍ら、同人誌「雑踏」などで創作を続けた。

1968年（昭和43年）、「蛸と精鋭」が直木賞候補作となったのを機に作家生活に入った。

以降、「袋叩きの土地」や、「われは湖の子」など、通算7作品が候補に登った。

1988年（昭和63年）、「それぞれの最終章」で第98回直木賞を受賞。

官能小説から評伝小説まで幅広い分野で秀作を生み出す。

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1947年(昭和22年)3月20日 ～ 1998年(平成10年)1月27日

享年50歳。

参照 ： 景山 民夫 さん死去
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東京都千代田区神田に生まれる。

本籍地は広島県広島市。

慶應義塾大学文学部中退。

放送作家として「タモリ倶楽部」や、「11PM」など、数多くの番組の構成を手がけた。

1987年（昭和62年）、「ONE FINE MESS」で講談社エッセイ賞を受賞し注目を集めた。

1988年（昭和63年）、「遠い海から来たCOO」で第99回直木賞を受賞。

また、幸福の科学の信者としても話題を呼んだ。

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1940年（昭和15年）5月25日生まれ。

◆ 2020年（令和2年）末 - 80歳。

現：秋田県仙北市に生まれる。

本名は鈴木 正昭。

早稲田大学教育学部社会科中退。

平凡出版（現：マガジンハウス）勤務を経て、作家活動に入った。

1980年（昭和55年）、デビュー作「オホーツク諜報船」で日本ノンフィクション賞新人賞を受賞。

1988年（昭和63年）、「凍れる瞳」「端島の女」で第99回直木賞を受賞。

以降、綿密な取材に基づくドキュメンタリーライクな作品を数多く発表。

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1953年（昭和28年）5月28日～2015年（平成27年）12月4日

享年62歳。

参照 ： 杉本 章子 さん死去
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福岡県出身。

ノートルダム清心女子大学国文科卒業。

金城学院大学大学院修士課程修了。

1979年（昭和54年）、「男の軌跡」で作家デビュー。

作品は歴史文学賞佳作に入選し注目された。

1989年（平成元年）、「東京新大橋雨中図」で第100回直木賞を受賞。

明治浮世絵師の三傑の一人、小林清親を描いた作品で、江戸物ブームの一角を担った。

1995年（平成7年）、福岡県文化賞。

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1949年（昭和24年）3月14日生まれ。

◆ 2020年（令和2年）末 - 71歳。

北海道札幌市に生まれる。

本名は熊谷 政江（くまがや まさえ）。

藤女子短期大学国文科卒業。

郷里札幌の広告代理店へ勤務。

1988年（昭和63年）、「マドンナのごとく」で第21回北海道新聞文学賞を受賞。

同作は直木賞候補になり注目を集めた。

1989年（平成元年）、「熟れてゆく夏」で第100回直木賞を受賞。

以降、女性の心の内部を澄明な文体で描き、恋愛小説作家として知られる。

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