1936年(第1回)三田文学賞受賞作
<若い人>
北国の港町。
ミッションスクールに勤める28歳の教師・間崎慎太郎。
江波恵子という女生徒の作文を読んで、その激しい情熱に打たれる。
恵子は料亭を営む母と二人暮らしの私生児である。
恵子は、間崎に想いを打ち明ける。。
クールで知的な同僚教師・橋本にあこがれながらも、恵子の誘惑を拒むことができない間崎。
若さゆえに迷い、自らを追いつめていく激しい魂の行方を、北国の女子校を舞台に清冽に描く。
第1回 三田文学賞受賞作。
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アマゾン資料より転載