<母>
明治初頭 ─ 。
東北の寒村に生まれた小林多喜二の母セキ。
十七歳で結婚。
小樽湾の岸壁に立つ小さなパン屋を営み、病弱の夫を支え、六人の子を育てた。
貧しくとも明るかった小林家に暗い影がさしたのは ・・・
次男多喜二の反戦小説「蟹工船」が大きな評判になってからだ。
大らかな心で多喜二の「理想」を見守り、人を信じ、愛し、懸命に生き抜いたセキ。
波乱に富んだ一生を描く感動の長編小説。
解説:「BOOK」データベース
価格(参考)=税込=
・ 文庫版:¥518
・ 単行本:¥☆ ☆ ☆
・ Kindle版:¥348
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アマゾン資料より転載