黒田 夏子(くろだ なつこ)
人物 / 略歴
黒田 夏子(くろだ なつこ)
本名は非公開。
東京・赤坂出身。
1937年(昭和12年)3月23日生まれ。
◆ 2020年(令和2年)末 - 83歳。
◆ 略 歴
早稲田大学教育学部国語国文科卒業。
大学在学中に同人誌「砂城」を主宰した。
女子高の国語教師や、事務員、校正などの仕事の傍ら、執筆を続けた。
1963年(昭和38年)、「毬」で読売短編小説賞に入選。
1970年頃からは、作品の賞への応募や、印刷物への発表はせず執筆活動を続けた。
2012年(平成24年)、文芸雑誌「早稲田文学」に投稿した「abさんご」で早稲田文学新人賞を受賞し、75歳での文壇デビュー。
翌年、同作で第148回(2012年度下半期)芥川賞を受賞。
特記事項
芥川賞史上最年長 75歳9か月での受賞記録となった。
また、固有名詞を排した全文横書きの印象的な作品として大きな話題となった。
◆ 主な著書
◇ 累成体明寂 - 2010年、審美社 - ISBN 978-4788331365
◇ abさんご - 2013年、文藝春秋 - ISBN 978-4163820002
◇ 感受体のおどり - 2013年、文藝春秋 - ISBN 978-4163828404
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