池波 正太郎
(いけなみ しょうたろう)
人物 / 略歴
池波 正太郎(いけなみ しょうたろう)
現:東京都台東区浅草7丁目に生まれる。
1923年(大正12年)1月25日 ~ 1990年(平成2年)5月3日
享年67歳。
参 照: 池波 正太郎さん死去
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◆ 略 歴
旧下谷の西町小学校卒業。
両親不和のため正太郎6歳時に離婚、母に引き取られて浅草永住町の祖父の家に移った。
卒業後、家庭の事情により奉公に出た。
旋盤機械工としての技術を学ぶ傍ら、文学欄などへ投稿を続けた。
終戦後、作家の長谷川伸に師事。
1950年(昭和25年)、片岡豊子と結婚。
新国劇の座付脚本家として、辰巳柳太郎や島田正吾らに「檻の中」や「渡辺華山」などを提供。
一方で、「大衆文芸」に「厨房にて」などの小説を発表した。
1960年(昭和35年)、「錯乱」で第43回(1960年度上半期)直木賞を受賞。
以降、「鬼平犯科帳」、「剣客商売」、「仕掛人・藤枝梅安」などのシリーズ作品を次々に発表。
また、美食家、映画評論家としても著名であった。
1986年(昭和61年)、紫綬褒章を授与された。
1990年(平成2年)5月3日、急性白血病のため東京都千代田区の三井記念病院で死去。 享年67歳。
没後、勲三等瑞宝章を授与された。
特記事項
誕生の年、関東大震災(1923年9月1日)が発生、埼玉県浦和に引越し、6歳まで同地で過ごした。
1998年(平成10年)11月、長野県上田市に「池波正太郎真田太平記館」が開館した。
◆ 受賞歴 / 栄典
◇ 1955年 - 『太鼓』で第2回新鷹会賞奨励賞
◇ 1957年 - 『錯乱』で第43回直木賞
◇ 1972年 - 『殺しの四人』で第5回小説現代ゴールデン読者賞
◇ 1973年 - 『仕掛針』で第7回小説現代ゴールデン読者賞
◇ 1977年 - 『市松小僧の女』で第6回大谷竹次郎賞
◇ 1977年 - 『池波正太郎作品集』で第11回吉川英治文学賞
◇ 1986年 - 紫綬褒章
◇ 1988年 - 第36回菊池寛賞
◇ 没後、勲三等瑞宝章を授与された。
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