渡辺 淳一
（わたなべ じゅんいち）
人物 / 略歴
渡辺 淳一（わたなべ じゅんいち）
北海道上砂川町朝陽台出身。
1933年（昭和8年）10月24日 ～ 2014年（平成26年）4月30日
享年80歳。
参 照： 渡辺 淳一さん死去
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◆ 略 歴
札幌医科大学医学部卒業。
整形外科医（医学博士）。
1964年、札幌医科大学助手を経て、同大医学部整形外科教室講師。
医業と並行して北海道の同人誌に執筆を続けた。
「小説・心臓移植」（後に「白い宴」と改題）を発表後、大学を去る。
1970年（昭和45年）、「光と影」で第63回（1970年度上半期）直木賞を受賞。
以来、医学小説や伝記、恋愛小説と、第一線で幅広いテーマで執筆を続けた。
また、「鈍感力」などのエッセイも多く手がけ、ミリオン・セラーも複数ある。
鈍感力という言葉は流行語となった。
2014年4月30日午後11時42分、前立腺癌のため東京都内の自宅で死去。享年80歳。
特記事項
主な趣味として将棋とゴルフが知られていた。
2015年、「渡辺淳一文学賞」（主催：集英社）を創設。
近年の中国において「言情大師（叙情の巨匠）」という異名で知られる人気作家である。
中国での過熱する人気は、無断出版をも引き起こし、訴訟にもなった（その後、和解）。
◆ 主な受賞歴
◇ 1965年 - 『死化粧』で第12回新潮同人雑誌賞
◇ 1970年 - 『光と影』で第63回直木賞
◇ 1979年 - 『遠き落日』『長崎ロシア遊女館』で第14回吉川英治文学賞
◇ 1983年 - 『静寂の声 - 乃木希典夫人の生涯』で第48回文藝春秋読者賞
◇ 2001年 - アイスランド隼勲章騎士章
◇ 2003年 - 紫綬褒章
◇ 2003年 - 菊池寛賞
◇ 2011年 - 『天上紅蓮』で第72回文藝春秋読者賞
◆ 映像化作品
◇ 『花埋み』
◇ 『遠き落日』
◇ 『リラ冷えの街』
◇ 『ひとひらの雪』
◇ 『桜の樹の下で』
◇ 『化身』
◇ 『流氷の原』
◇ 『無影燈』
◇ 『失楽園』
◇ 『エ・アロール それがどうしたの』
◇ 『氷紋』
◇ 『北都物語』
◇ 『野わけ』
◇ 『ダブル・ハート』
◇ 『まひる野』
◇ 『くれなゐ』
◇ 『麻酔』
◇ 『阿寒に果つ』
◇ 『雪舞』
◇ 『化粧』
◇ 『別れぬ理由』
◇ 『愛の流刑地』
◇ 『メトレス・愛人』
◇ 『麗しき白骨』
◇ 『空白の実験室』
◇ 『長く暑い夏の一日』
◇ 『雲の階段』
◇ 『マリッジリング』
◇ 『泪壺』
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