川上 弘美
(かわかみ ひろみ)
人物 / 略歴
川上 弘美(かわかみ ひろみ)
旧姓:山田
東京都に生まれる。
1958年(昭和33年)4月1日生まれ。
◆ 2020年(令和2年)末 - 62歳。
◆ 略 歴
雙葉中学校・高等学校(東京都千代田区)卒業。
お茶の水女子大学理学部生物学科卒業。
大学在学中、SF研究会に所属。SF雑誌に短編を寄稿、編集にもたずさわる。
その後、高校の生物科教員などを経て、1994年、「神様」でパスカル短篇文学新人賞を受賞。
1996年(平成8年)、「蛇を踏む」で第115回(1996年度上半期)芥川賞を受賞。
1999年、「神様」で第9回紫式部文学賞および、第9回Bunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞。
2000年、「溺レる」で第11回伊藤整文学賞および、第39回女流文学賞を受賞。
2001年(平成13年)、「センセイの鞄」で第37回谷崎潤一郎賞を受賞。
2007年、「真鶴(まなづる)」で第57回芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。
2014年(平成26年)、「水声」で第66回読売文学賞を受賞。
2016年、「大きな鳥にさらわれないよう」で第44回泉鏡花文学賞を受賞。
作品のおりなす世界観は「空気感」と呼ばれ、幻想的な世界と日常が織り交ざった描写を得意とする。
近著に「ぼくの死体をよろしくたのむ」や「このあたりの人たち」などがある。
特記事項
高校教員のころ結婚・出産ののち、2009年(平成21年)に離婚。
俳人でもあり、長嶋有らとともに句誌「恒信風」で句作活動をしている。
2010年には、句集「機嫌のいい犬」(集英社)を上梓。
2012年度マン・アジア文学賞において「センセイの鞄」(英訳)が、最終候補に残ったが、受賞は逃した。
◆ 受賞歴
◇ 1994年、「神様」でパスカル短篇文学新人賞◇ 1996年、「蛇を踏む」で第115回(1996年度上半期)芥川賞
◇ 1999年、「神様」で第9回紫式部文学賞
◇ 1999年、「神様」で第9回Bunkamuraドゥマゴ文学賞
◇ 2000年、「溺レる」で第11回伊藤整文学賞
◇ 2000年、「溺レる」で第39回女流文学賞
◇ 2001年、「センセイの鞄」で第37回谷崎潤一郎賞
◇ 2007年、「真鶴(まなづる)」で第57回芸術選奨文部科学大臣賞
◇ 2014年、「水声」で第66回読売文学賞
◇ 2016年、「大きな鳥にさらわれないよう」で第44回泉鏡花文学賞
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