火野 葦平

Hino Ashihei

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火野葦平の本

火野 葦平(ひの あしへい)

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人物 / 略歴

火野 葦平(ひの あしへい)

本名:玉井 勝則

現:北九州市若松区出身

1907年(明治40年)1月25日 ~ 1960年(昭和35年)1月24日

◆ 享年 - 52歳。

◆ 略 歴

現:福岡県立小倉高等学校(旧制小倉中学校)卒業。

早稲田大学英文科中退(卒業直前に兵役に服す)。

沖仲仕「玉井組」を営んだ玉井金五郎の長男として生まれる。

1937年(昭和12年)、日中戦争出征前に書いた「糞尿譚」で 第6回芥川賞を受賞。

以降、戦地から送った従軍記「麦と兵隊」が評判をよんだ。

土と兵隊」「花と兵隊」とあわせた「兵隊3部作」は300万部を超えるベストセラーとなった。

戦後、1948年(昭和23年)から1950年まで公職追放を受ける。

追放解除後、福岡(河伯洞)と、東京(鈍魚庵)とに本拠を二分し、東西を往復しての執筆活動で多忙を極めた。

以後、「花と龍」など北九州を舞台とした数多くの作品を発表。

また、兵隊作家として注目を浴びるが、一方で河童の登場する作品が多く残る。

その数、小説、随筆、童話などで100点を超える。

1960年(昭和35年)、河伯洞2階の書斎で死去。享年53歳。

死因が睡眠薬自殺であったことが、13回忌の際に遺族により公表され、社会に衝撃を与えた。

没後、「革命前後」及び、生前の業績により日本芸術院賞を受賞。

特記事項

戦地で行なわれた芥川賞授賞式には、日本から小林秀雄がおもむいた。

三男・史太郎は、旧宅を利用した記念館「河伯洞」の館長を務める。

◆ 著作(作品集)

◇ 火野葦平選集 - 全8巻、東京創元社 1958年~1959年
◇ 火野葦平兵隊小説文庫 - 全9巻、光人社 1978年~1980年
◇ 火野葦平 戦争文学選 - 全7巻、社会批評社 2013年~2015年

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