藤沢 周平
(ふじさわ しゅうへい)
人物 / 略歴
藤沢 周平(ふじさわ しゅうへい)
本名:小菅 留治(こすげ とめじ)
現:山形県鶴岡市に生まれる
1927年(昭和2年)12月26日 ~ 1997年(平成9年)1月 26日
◆ 享年 69歳
◆ 略 歴
山形師範学校(現:山形大学)卒業。
在学中より文芸に親しみ、校内の同人雑誌「砕氷船」に参加。
卒業後、中学校教師として赴任し、国語と社会を担当。
集団検診で肺結核が発見され、右肺上葉切除の大手術を受けた。
その後、業界新聞の編集長を勤める傍ら、小説を書き続けた。
1971年(昭和46年)、「溟い海」で第38回オール讀物新人賞を受賞。
1973年(昭和48年)、「暗殺の年齢」で第69回(1973年度上半期)直木賞を受賞。
以降、本格的な作家生活に入った。
1992年(平成4年)、「藤沢周平全集」の刊行を開始(全23巻、1994年4月完結)。
◆ 晩年
1995年(平成7年) - 紫綬褒章を受章。
結核手術の際の輸血に際し罹患した肝炎により、1996年には入退院をくりかえす。
1997年(平成9年)1月26日、肝不全のため国立国際医療センターで死去。69歳没。
特記事項
2010年(平成22年)、出身地の鶴岡市に「鶴岡市立藤沢周平記念館」が開館した。
私生活では、1959年に鶴岡市出身の三浦悦子と結婚(長女を出産して間もなく、28歳で病死した)。
1969年(昭和44年)、高沢和子と再婚。
長女遠藤展子は、エッセイスト。
◆ 主な受賞歴
◇ 1971年 - 「溟い海」で第38回 オール讀物新人賞
◇ 1973年 - 「暗殺の年輪」で、第69回直木賞
◇ 1986年 - 「白き瓶」で第20回吉川英治文学賞
◇ 1989年 - 「市塵」で第40回芸術選奨文部大臣賞
◇ 1989年 - 第37回菊池寛賞
◇ 1994年 - 朝日賞受賞
◇ 1994年 - 第10回東京都文化賞
◇ 1995年 - 紫綬褒章受章
◇ 1997年 - 鶴岡市特別顕彰、山形県県民栄誉賞
◆ 主なシリーズ作品
◇ 用心棒日月抄シリーズ
◇ 彫師伊之助捕物覚え
◇ 獄医立花登手控えシリーズ
◇ 隠し剣シリーズ
◆ 映画化作品
◇ たそがれ清兵衛 - 2002年、配給:松竹
◇ 隠し剣 鬼の爪 - 2004年、 配給:松竹
◇ 蝉しぐれ - 2005年、 配給:東宝
◇ 武士の一分 - 2006年、 配給:松竹
◇ 山桜 - 2008年、 配給:東京テアトル
◇ 花のあと - 2010年、 配給:東映
◇ 必死剣 鳥刺し - 2010年、 配給:東映
◇ 小川の辺 - 2011年、 配給:東映
◇ 一茶 - 2017年、 監督:吉村芳之
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