荻原 浩(おぎわら ひろし)
人物 / 略歴
荻原 浩(おぎわら ひろし)
埼玉県大宮市(現:さいたま市)出身。
1956年(昭和31年)6月30日生まれ。
◆ 2020年(令和2年)末 - 64歳。
◆ 略 歴
埼玉県立大宮高等学校を経て、成城大学経済学部卒業卒業。
広告代理店勤務を経て、フリーのコピーライターとして独立。
39歳のときに小説を書き始めた。
1997年、「オロロ畑でつかまえて」で第10回小説すばる新人賞を受賞し小説家デビュー。
2003年(平成15年)、コピーライターを廃業し専業作家になる。
2005年、「明日の記憶」が第2回本屋大賞の第2位にランクイン。
同作は、第18回山本周五郎賞に輝く。
また、同作品は、2006年、渡辺謙の主演で映画化された。
2016年(平成28年)、「海の見える理髪店」で第155回 直木賞を受賞。
作品は、サラリーマンやその退職者を主人公としたものなど幅広い。
特記事項
2006年に映画化された「明日の記憶」は、俳優の渡辺謙がその内容に深く感動。自ら原作者の荻原に「映画化させてほしい」と手紙で懇願したというエピソードが残っている。
◆ 受賞・候補歴
◇ 1997年 - 『オロロ畑でつかまえて』で第10回小説すばる新人賞受賞。
◇ 2003年 - 『コールドゲーム』で第16回山本周五郎賞候補。
◇ 2005年 - 『明日の記憶』で第2回本屋大賞第2位、第18回山本周五郎賞受賞。
◇ 2005年 - 『お母様のロシアのスープ』で第58回日本推理作家協会賞(短編部門)候補。
◇ 2006年 - 『あの日にドライブ』で第134回直木三十五賞候補。
◇ 2007年 - 『四度目の氷河期』で第136回直木三十五賞候補。
◇ 2008年 - 『愛しの座敷わらし』で第139回直木三十五賞候補。
◇ 2011年 - 『砂の王国』で第144回直木三十五賞候補。
◇ 2014年 - 『二千七百の夏と冬』で第5回山田風太郎賞受賞。
◇ 2016年 - 『海の見える理髪店』で第155回直木三十五賞受賞。
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