宮尾 登美子
(みやお とみこ)
人物 / 略歴
宮尾 登美子(みやお とみこ)
高知県高知市に生まれる。
1926年(大正15年)4月13日 ~ 2014年(平成26年)12月30日
享年88歳。
参 照: 宮尾 登美子さん死去
(LINK先:姉妹サイト)追悼の森
◆ 略 歴
旧:高坂高等女学校卒業。
高知県立第二高等女学校
高知市の遊郭で芸妓紹介業を営む岸田猛吾の子として生まれる。
1944年(昭和19年)、満蒙開拓団の一員として家族で満洲に渡った。
終戦後の1946年、高知へ引き揚げた。
1972年(昭和47年)、生家のことを描く「櫂」を自費出版。
翌年、同作で第9回太宰治賞を受賞し、出世作となった。
1979年(昭和54年)、「一絃の琴」で第80回直木賞を受賞。
代表作に大河ドラマ化された「義経」や、「天璋院篤姫」などがある。
作品のテーマは一貫して女性であり、さまざまな分野に新境地を開く。
2014年(平成26年)12月30日、老衰のため東京都狛江市の自宅で死去。享年88歳。
特記事項
私生活では、1944年、国民学校の代用教員の同僚・前田薫と結婚(長女をもうける)その後、協議離婚。
1964年? - 高知新聞社学芸部記者・宮尾雅夫と再婚。
◆ 受賞歴
◇ 1962年 - 『連』で第5回婦人公論女流新人賞(名義:前田とみ子)
◇ 1973年 - 『櫂』で第9回太宰治賞
◇ 1977年 - 『寒椿』で第16回女流文学賞
◇ 1979年 - 『一絃の琴』で第80回直木三十五賞
◇ 1982年 - 『序の舞』で第17回吉川英治文学賞
◇ 1989年 - 『松風の家』で第51回文藝春秋読者賞
◇ 1989年 - 紫綬褒章
◇ 1995年 - 『藏』でエランドール賞特別賞
◇ 2008年 - 第56回菊池寛賞
◇ 2009年 - 文化功労者
◇ 2010年 - 『錦』で第6回親鸞賞
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