城山 三郎
(しろやま さぶろう)
人物 / 略歴
城山 三郎(しろやま さぶろう)
本名:杉浦 英一(すぎうら えいいち)。
愛知県名古屋市中区に生まれる。
1927年(昭和2年)8月18日 ~ 2007年(平成19年)3月22日
享年79歳。
参 照: 城山 三郎さん死去
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◆ 略 歴
一橋大学(旧:東京産業大学)卒業。
海軍特別幹部練習生として、訓練中に終戦を迎えた。
大学在学中に洗礼を受ける。
愛知教育大学(旧:愛知学芸大)で商業科文部教官助手をつとめながら小説を発表。
1959年(昭和34年)、「総会屋錦城」で第40回(1958年度下半期)直木賞を受賞。
1963年(昭和38年)6月、愛知学芸大を退職し作家業に専念。
代表作に「硫黄島に死す」、「落日燃ゆ」、「官僚たちの夏」などがある。
企業の内幕と人間模様を描き、経済小説の開拓者として経済小説ブームを担った。
2007年(平成19年)3月22日、間質性肺炎のため茅ヶ崎市内の病院で死去。79歳没。
特記事項
2014(平成26年)、「城山三郎賞」(主催:角川文化振興財団)が創設された。
ペンネームの由来は、1957年3月、名古屋の城山八幡宮付近に転居したことに由来と、本人は語っている。
◆ 主な受賞歴
◇ 1957年 - 『輸出』で第4回文學界新人賞
◇ 1959年 - 『総会屋錦城』で第40回直木賞
◇ 1963年 - 『硫黄島に死す』で第25回文藝春秋読者賞
◇ 1974年 - 『落日燃ゆ』で第28回毎日出版文化賞
◇ 1975年 - 『落日燃ゆ』で第9回吉川英治文学賞
◇ 1991年 - 『本田宗一郎は泣いている』で第53回文藝春秋読者賞
◇ 1996年 - 『もう、きみには頼まない』で第44回菊池寛賞
◇ 2002年 - 朝日賞
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