三島 由紀夫

Mishima Yukio

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三島由紀夫の本

三島 由紀夫
(みしま ゆきお)

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人物 / 略歴

三島 由紀夫(みしま ゆきお)

本名:平岡 公威(ひらおか きみたけ)

現:東京都新宿区四谷に生まれる。

1925年(大正14年)1月14日 ~ 1970年(昭和45年)11月25日

享年45歳。

参 照: 三島 由紀夫さん死去
(LINK先:姉妹サイト)追悼の森

◆ 略 歴

東京大学法学部法律学科卒業。

1945年(昭和20年)、群馬県の中島飛行機小泉製作所に勤労動員。

1949年(昭和24年)、長編小説「仮面の告白」を出版。

同性愛を扱った本作はセンセーションを呼び、高い評価を得て作家の地位を確立した。

以降、「愛の渇き」、「青の時代」、「禁色」などを発表し、戦後文学の旗手として脚光を浴びた。

◆ 楯の会とともに ── 豊饒の海

1966年(昭和41年)12月には民族派雑誌「論争ジャーナル」の編集長・万代潔と出会う。

以降、同グループとの親交を深め、民兵組織による国土防衛を思想。

祖国防衛隊構想」を立ち上げ、名称を「楯の会」とした。

1967年(昭和42年)にはその最初の実践として自衛隊に体験入隊。

戦闘機への搭乗や、論争ジャーナルグループと「自衛隊防衛構想」を作成。

1969年(昭和44年)1月には「豊饒の海」第一巻、2月には第二巻が刊行。

澁澤龍彦や川端康成など多くの評論家や作家から高評価された。

◆ 自衛隊突入決行と自決:三島事件

1970年11月25日、陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地内東部方面総監部の総監室を森田必勝ら楯の会メンバー4名とともに訪問。

面談中に突如、益田兼利総監を人質にして籠城。

バルコニーから檄文を撒き、自衛隊の決起・クーデターを促す演説をした直後に割腹自決した。

特記事項

介錯に使われた自慢の名刀「関孫六」は刃こぼれをしていた。

三島事件は、世間に大きな衝撃を与え、国内の政治運動や文学界に大きな影響を及ぼした。

◆ 三島由紀夫 / 主な長編小説

◇ 盗賊 - 1947年~1948年
◇ 仮面の告白 - 1949年
◇ 純白の夜 - 1950年
◇ 愛の渇き - 1950年
◇ 青の時代 - 1950年
◇ 禁色 - 1951年~1953年
◇ 夏子の冒険 - 1951年
◇ にっぽん製 - 1953年
◇ 恋の都 - 1953年~1954年
◇ 潮騒 - 1953年~1954年
◇ 女神 - 1954年~1955年
◇ 沈める滝 - 1955年
◇ 幸福号出帆 - 1956年
◇ 金閣寺 - 1956年
◇ 永すぎた春 - 1956年
◇ 美徳のよろめき - 1957年
◇ 鏡子の家 - 1958年~1959年
◇ 宴のあと - 1960年
◇ お嬢さん - 1960年
◇ お嬢さん - 1960年
◇ 獣の戯れ - 1961年
◇ 美しい星 - 1962年
◇ 愛の疾走 - 1963年
◇ 肉体の学校 - 1963年
◇ 午後の曳航 - 1963年
◇ 絹と明察 - 1964年
◇ 音楽 - 1964年
◇ 豊饒の海(4部作) - 1965年~1967年
◇ 複雑な彼 - 1966年
◇ 三島由紀夫レター教室 - 1966年~1967年
◇ 夜会服 - 1966年~1967年
◇ 命売ります - 1968年

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