松村 栄子
(まつむら えいこ)
人物 / 略歴
松村 栄子(まつむら えいこ)
本名は朝比奈 栄子。
静岡県に生まれる。
1961年(昭和36年)7月3日生まれ。
◆ 2020年(令和2年)末 - 59歳。
◆ 略 歴
福島県立磐城女子高等学校卒業。
筑波大学比較文化学類卒業。
同大学院教育学研究科中退。
出版社、コンピュータソフト商社などの勤務を経て、文筆に専念。
1990年(平成2年)、「僕はかぐや姫」で海燕新人文学賞を受賞。
また、同作品で三島由紀夫賞候補となり注目を集めた。
1992年(平成4年)、「至高聖所(アバトーン)」で第106回(1991年度下半期)芥川賞を受賞。
他の作品に自身の趣味である茶道を題材とした「雨にもまけず粗茶一服」や「風にもまけず粗茶一服」などがある。
2006年の大学入試センター試験(国語)において、「僕はかぐや姫」の一節が採用・出題された。
特記事項
夫は万葉学者で京都光華女子大学教授の朝比奈英夫。
1993年より京都在住。
◆ 著書(小説)
◇ 『僕はかぐや姫』1991年、福武書店
◇ 『至高聖所(アバトーン)』 - 1992年、福武書店
◇ 『セラヴィ』 - 1992年、福武書店
◇ 『あの空の色』 - 1992年、マガジンハウス
◇ 『紫の砂漠』 - 1993年、新潮社
◇ 『001にやさしいゆりかご』 - 1995年、
◇ 『あした、旅人の木の下で』 - 1997年、角川書店
◇ 『生誕』 - 1999年、朝日新聞社
◇ 『詩人の夢』 - 2001年、ハルキ文庫
◇ 『Talkingアスカ』 - 2007年、ジャイブ ピュアフル文庫
◆ 粗茶一服シリーズ
◇ 『雨にもまけず粗茶一服』 - 2004年、マガジンハウス
◇ 『風にもまけず粗茶一服』 - 2010年、マガジンハウス
◆ A Related Words :
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