辺見 庸（へんみ よう）
人物 / 略歴
辺見 庸（へんみ よう）
本名は辺見 秀逸。
宮城県石巻市南浜町出身。
1944年（昭和19年）9月27日生まれ。
◆ 2020年（令和2年）末 - 76歳。
◆ 略 歴
宮城県石巻高等学校卒業。
早稲田大学第二文学部社会専修卒業。
共同通信社に入社後、北京、モスクワ、ハノイ特派員として勤務し外信部のエース記者として知られた。
1979年（昭和54年）、「近代化を進める中国に関する報道」により新聞協会賞を受賞。
1987年（昭和62年）には機密文書をスクープし、中国当局から国外退去処分を受けた。
1991年（平成3年）、「自動起床装置」で第105回（1991年度上半期）芥川賞を受賞。
1994年（平成6年）、「もの食う人びと」で第16回講談社ノンフィクション賞を受賞。
1996年（平成8年）、共同通信社を退社し執筆活動に専念。
その他の作品には、初の詩集「生首」や「眼の海」などがある。
特記事項
1995年（平成7年）には、地下鉄サリン事件に遭遇。
2004年（平成16年）、講演中に脳出血で倒れ、2005年には大腸癌にも冒されたことを公表。
◆ 受賞歴
◇ 1979年（昭和54年） - 『近代化を進める中国に関する報道』で 新聞協会賞
◇ 1991年（平成3年） - 『自動起床装置』で第105回芥川賞
◇ 1994年（平成6年） - 『もの食う人びと』で第16回講談社ノンフィクション賞
◇ 2011年（平成23年） - 詩集『生首』で第16回中原中也賞
◇ 2012年（平成24年） - 詩集『眼の海』第42回高見順賞
◇ 2016年（平成28年） - 『増補版 1★9★3★7』で第3回城山三郎賞
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