青来 有一
(せいらい ゆういち)
人物 / 略歴
青来 有一(せいらい ゆういち)
本名は中村 明俊。
ペンネームは「セーラームーン」に由来する。
長崎県長崎市に生まれる。
1958年(昭和33年)12月13日生まれ。
◆ 2020年(令和2年)末 - 62歳。
◆ 略 歴
県立長崎西高等学校を経て、長崎大学教育学部卒業。
長崎市役所職員として勤務。
1995年(平成7年)、「ジェロニモの十字架」で第80回文學界新人賞を受賞し作家デビュー。
2001年(平成13年)、「聖水」で第124回(2000年度下半期)芥川賞を受賞。
その後も役所勤めを続けながら執筆活動を続ける。
2005年に市平和推進室長に就任。
2010年には長崎原爆資料館長に就任。
2007年、連作集「爆心」で伊藤整文学賞および、谷崎潤一郎賞を受賞。
特記事項
ペンネームは「セーラームーン」に由来するとされていたが、「誤解です。本当は違います。観たこともない。でももう面倒なので放置しています」と答えている。
長崎を舞台にした連作集『爆心』は、2013年に『爆心 長崎の空』のタイトルで映画化された。
◆ 主な作品リスト
◇ 『聖水』 - 2001年、文藝春秋
◇ 『月夜見の島』 - 2002年、文藝春秋
◇ 『眼球の毛』 - 2003年、講談社
◇ 『爆心』 - 2006年、文藝春秋
◇ 『てれんぱれん』 - 2007年、文藝春秋
◇ 『夢の栓』 - 2012年、幻戯書房
◇ 『悲しみと無のあいだ』 - 2015年、文藝春秋
◇ 『人間のしわざ』 - 2015年、集英社
◇ 『小指が燃える』 - 2017年、文藝春秋
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