<下山の思想>
ヨーロッパが、アメリカが崩れてゆく ─ 。
世界の崩壊を知らないフリをして暮らすあなたへどう、生きるか。
すでに、海も空も大地も農薬と核に汚染され、それでも草木は根づき私たちは生きてきた。
しかし、と著者はここで問う。
再生の目標はどこにあるのか。
再び世界の経済大国をめざす道はない ─ 。
敗戦から見事に登頂を果たした今こそ、実り多き「下山」を思い描くべきではないか、と。
「下山」とは諦めの行動でなく、新たな山頂に登る前のプロセスだ。
この鮮烈な世界観が、展望なき現在に光を当てる。
成長神話の呪縛を捨て、人間と国の新たな姿を示す 画期的思想。
解説:「BOOK」データベース
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アマゾン資料より転載