第116回(平成8年度下半期)芥川賞受賞作
<海峡の光>
廃航せまる青函連絡船の客室係を辞め、函館で刑務所看守の職を得た私の前に、あいつは現れた。
少年の日、優等生の仮面の下で、残酷に私を苦しめ続けたあいつが。
傷害罪で銀行員の将来を棒にふった受刑者となって。
そして今、監視する私と監視されるあいつは、船舶訓練の実習に出るところだ。
光を食べて黒々とうねる、生命体のような海へ ・・・。
海峡に揺らめく人生の暗流。
第116回 芥川賞受賞。
解説:「BOOK」データベース
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アマゾン資料より転載